作ってみました

カスタムリーフで Leafony Basic-Kit を作ってみました。( 作ったのは本サービスを提供している株式会社FUJIです。)

 

カスタムリーフで作った Leafony block 完成品

 

Leafony Basic-Kit です。

 

下記のリーフを作ります。

AVR MCU リーフ

・ BLE Suger リーフ

・ USB リーフ

・ 4 Sensors リーフ


株式会社FUJIが開発したエレクトロニクス3Dプリンター「FPM-Trinity」で製造します。

 

下記の機能を持っています。

 

・ 基板を作る、樹脂3D造形

・ 回路を作る、電子回路印刷

・ 部品を実装する、電子部品実装

構想する

Leafony で代表的な Basic-kitから4種のリーフを選定しました。どのリーフも回路図は公開していますので、その回路図を参考にしました。

 

AP01 AVR MCU いわゆるCPU基板

 

AC02 BLE Suger BLE通信

 

AZ01 USB 開発時にPCと接続

 

AI01 4 Sensors センサ4種搭載

 

3D アートワークを設計する

設計は 株式会社図研 のEDA(エレクトロニクス設計ソリーション)CR-8000を使用しています。

 

 

CR-8000 推し!

・ 今までの基板設計CADにくらべ、CR-8000は3Dデータを活用する機能が大幅に強化されたプラットフォーム
・ 3Dプリントで製造を行うFPM-Trinityの設計に威力を発揮
・ 3Dのデジタルモックアップにより、3次元的な干渉とクリアランスのチェックも行うことが可能

 

完成した3Dアートワークのイメージ図

AP01 AVR MCU

 

AC02 BLE Suger

 

AZ01 USB

 

AI01 4 Sensors

 

エレクトロニクス3Dプリンターで作る

設計物の面付けまでCR-8000で行ったあと、3Dデータで出力。FPM-Trinityに受け渡します。FPM-Trinityでは3Dデータをインクジェット用のラスターデータに変換をして印刷造形をします。今回は同時に4種類のLeafを2セット分製造しました。

 

 

 

3Dプリンタで樹脂3D造形と一緒に電子回路を印刷をしながら作っていきます。

組み立てて動作を確認する

完成したリーフ

AP01 AVR MCU

 

AC02 BLE Suger

 

AZ01 USB

 

AI01 4 Sensors

 

製造後にLeafonyコネクタで組み立てます。

 

ブートローダーと4-Sensors用スケッチの書き込みをおこなました。

 

無事にスマートフォンへのBluetooth接続とセンシング結果の表示を確認することが出来ました!

 

まとめ

カスタムリーフの製作、いかがでしたでしょうか。
3Dプリンタで基板を作成するという新しい手法です。Leafonyはいろいろなリーフ(基板)を用意していますが、アプリーションに特徴的な機能や、回路の拡張が試作レベルで行えます。Leafonyが小さくても拡張部分が大きくなってしまうことも少なくありません。カスタムリーフを使用することにより、試作品全体を小型軽量にすることができます。

 

大和無線電機株式会社ではカスタムリーフのオーダーサービスを提供しています。詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

引用・出典


このページは 株式会社FUJI が製作した Leafony( リーフ )の情報などをご提供いただき作成しました。

掲載している内容、文章、画像、動画などは、株式会社FUJIから提供いただいたものを、弊社で編集して掲載しています。 FPM-Trinityは、株式会社FUJI のエレクトロニクス3Dプリンターです。CR-8000は、株式会社図研 のEDA( エレクトロニクス設計ソルーション )です。各名称また関連する名称等は各社の商標です。

 

 

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